アップダウンの激しい1週間!
先週金曜日から
とうとう授業が始まる…!!ということで非常に緊張していたですが、
新入生は徐々に寮に入ってくるらしく、
生徒が全員揃わず、結局今週は授業をしませんでした。
いつ授業やるのかそわそわして、一日中緊張して過ごすことも…。
学校のシステムや動きがわからないことが非常にストレスになり、
授業準備をしてみても、"自分に授業が本当にできるのか"と不安になり、
今週は毎朝緊張or鬱々とした気持ちで登校してしまいました…。
学校に行って、座って準備や勉強をしているだけだと、
より一層焦りや不安が募るので、
気持ちを切り替えるためにも、今週は他の先生の授業をいくつか見学!
(先週は勇気が出ず「授業見せて!」と言い出せなかった…)
正直な感想として…
みなさん、良い授業をしている…!!
生徒に身近な例を用いて説明していたし、
生徒への問いかけも多く、
生徒の発言を活かした授業になっていたし。
生徒の様子としては、
日本の生徒よりも積極的に発言している。間違うことも臆せず、自分の意見を言うという姿勢がある。
計算が苦手か…(マイナス)×(マイナス)の計算でけっこうな人数が躓いていた。
先生に対する敬意をしっかり持っている。
(授業開始の挨拶もみんながちゃんとしてるし、先生に何かを尋ねるときは姿勢を低くしてるし、)
とても勉強になりましたー!!
…と、同時に、私本当に授業できるのかとより一層不安にも。
言葉があまりできない日本人(私)が授業するよりも、マラウイの先生が授業したほうが断然わかりやすいのではないか
私がここにいる意味は一体何なのか…。
考えれば考えるほど、負のスパイラルにはまってしまい、
授業の準備が手につかなくなってしまうことも。
まだ何もしていないのに、ものすごいネガティブな気持ちに。
でもね、そんな私を見かねて?
声をかけてくれる人もいるんです。
学校に売りに来た小魚(usipa)を「これどうやって調理したらいいの?」
って聞いたら、「お昼ごはんに作ってあげるよ!」って家に招待してくた先生、
夕飯に招待してくださった近所に住むアメリカ人のMiller夫妻
本当にありがとうございました。
招待され慣れていないので、
誰かのお宅におじゃまするとどうしていいかわからない私がいましたがw
あと、チェワ語と英語訳をわざわざ私のために
紙に書いて教えてくれる先生もいてね。もうありがたいありがたい。
さらに、凹んだ気分を最高に明るくしてくれた人たちがいるんです。
それは、近所の子どもたち!
今日、学校が終わり「ああ、今日も大したことしてないのに疲れた…」
と思いつつ帰ると、家の前から駆け寄ってくる7人!!
最初は、(う、今日はちょっと気持ちが乗らないのだが…)と思っていたんですが、
子どもたちは非常にウキウキした顔をしていたので、一緒に遊ぶことに。
この前日にも2人来ていて、その子たちに「アルプス一万尺」の手遊びを
教えたら、今日ちゃんと練習してきてた…!!
また、ちょっと前にも、家の周りの掃除を手伝ってくれたコたちがいて、
そのお礼に、折り紙をあげていたんですが、
今日、その一つ(うさぎ)を折れるようになったんだ!と見せててくれた子がいたんです。
え?折り方教えてないのに?と私はびっくり。
右下がそれ↓
好奇心があれば、人は1から10を得ることができる。
それを実感した一時でした。
そうだよね、うまくなりたいと思えば練習するし、
おもしろいと思う機械があれば、それを解体して仕組みを調べる人もいるし、
もっと知りたいと思えば、人に聞いたり本を調べたりする人もいるんだよね。
自分が準備していた授業の計画が、
数学の解き方を1から10を細かく教えようとするものだったことを大反省…!
そして、相手に何かを伝える手段は言葉だけじゃないということも非常に実感。
私は教えることを通して、
学ぶことへの"きっかけ"を提供したい
学ぶことの"おもしろさ"を伝えたい
ということを子どもたちが思い出させてくれました。
ありがとう。
頑張ってみます!
いやはや、子どもに元気をもらうような年齢になってしまったんだなぁ。
私が小学校のときに行った老人ホームで別れ際涙を流していたおじいちゃん、おばあちゃんの気持ちが少しわかるような気がしました。
子どもたちには、あまり娯楽のないマラウイに、
日本のたくさんの遊びを伝えて、楽しんでもらおう!と思っていたんですが、
子どもたちは、遊び方をたくさん知ってる知ってるw
マラウイにはマラウイの手遊びがあるし、(しかもリズムがけっこう難しい)
歌もあるし、ダンスもある。徐々に教えてもらおーっと♪
今日なんて、折り紙すら教えてもらったもんねw
誰かに何かを与えることだけがボランティアではない。
ともに楽しむ・活動することも立派なボランティアだ!