新人先生@赴任地:マラウイ→ベトナム→ウズベキスタン

青年海外協力隊(マラウイ)・日本語パートナーズ(ベトナム)・青年海外協力隊(短期ウズベキスタン)の体験をつづる石川里佳子のブログ

理数科教員の教員研修会(SMASSE National INSET)に参加!

12月17日から21日にかけての5日間、ドマシ教員養成校にて、

マラウイ中のSecondary School理数科教員の代表が参加する教員研修会SMASSE National INSETに参加してきました。

(SMASSE=Strengthening Mathematics And Science at Secondary Education)

(INSET=In-Service Training)

 

この研修をもとに、来年4月各地方での研修が行われることになります。

 

1日目は、全科目共通で「Effective Question」、

2日目からは、各教科(数学・生物・物理化学・家政←マラウイでは理数科の区分)に別れて、教授法の研修でした。

 

数学のテーマは、ベクトルと立体図形(生物については新隊員のブログをご覧ください。)

 

各テーマの知識の確認・定着、

グループ活動のプランづくり・発表、

レッスンプランづくり・発表、

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などなど

研修としては講師の話を聞くことよりも、

先生同士で考えるグループディスカッションを多く取り入れた内容になっていました。

もちろん私もグループの一員として参加!

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なかなかグループの話合いに食い込めず、悩みつつの参加でしたが、

どんな風にディスカッションが行われるのかを知ることができたのは収穫です。

 

教えるのが難しいテーマが選ばれているのですが、

難しいひとつの要因として、教える先生がちゃんと教わってきていない、学んでいないことによって、

知識が曖昧だということがあるそう。

そのため、曖昧になっている知識が議論の中心になってしまうことも。

私自身、数学が専門ではないので、もちろん学ぶことも多かったです。

 

英語やチェワ語がなかなかついていけないのが、やっぱりネックだなぁ。

研修内容を知る上でも、人と関係を作る上でも。

先輩隊員たちはマラウイアンの先生方とコミュニケーションが円滑に取れていて、本当にすごい。

語学頑張るぞ!と、改めて思ったのでした。

 

来年、地域で開催される研修にどうつながるか、乞うご期待です。

 

 

<おまけ1>

この研修期間中は、ごはんもみんなで一緒に食べます。

朝ごはん、おやつ、昼ごはん、おやつ、夜ごはんと5食。

初日に全部食らいついていたら、腹痛に見舞われたため、

2日目からは調整していただきました(笑)

写真右下は、マラウイに来て初めて食べたポリッジ(朝食、甘いおかゆ)。

ちなみに左の紅茶は、これでもかっ!!!!!!てほどのsugar入ってます。

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<おまけ2>

ちょっと心が苦しいことも。

これだけごはんが出ると、残飯も多くでます。(それ以前に盛り付けが多いのだけども。)

それをどこかで聞きつけた、近所の子供たちが、

ビニール袋を持って、集めにきていたんです。

確かに、お肉や魚などマラウイで言うと、贅沢なごはんが出ていたのは事実。

それを集めるために、走る子供を見ていて、泣きそうになってしましました。

この子たちがどういう大人になるのか。

この子たちは学校にちゃんと行けているのだろうか。

自分にはどうしようない事実に直面し、苦しかったです。

 

<おまけ3>

太陽のまわりにできた円形の虹!初めて見ました!

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