サイエンスキャラバン "PICO factory 2013"
今年も学校の休暇期間中を利用して、
理数科教師隊員、青少年活動隊員を中心に
マラウイ各地へ赴き披露する
サイエンスショー"PICO factory 2013"が行われました。
公演の様子は下記URLのブログにみんなで書きました。ぜひ御覧ください。
http://picofactory2013.blogspot.com/
私のブログでは、自分の想いとちょっとした裏話をお伝えします。
今年は昨年に引き続き2年目の参加でした。
昨年は任地に赴任したばかりだったため、お手伝いしかできなかったんですが、
今年は、公演で見せる実験を選ぶ段階やストーリー作りの段階から関わっていきました。
普段、任地では数学だけ教えているので、
理科の実験はあまり詳しくなく、他の隊員と協力して
これまでの公演や実験に関する本を参考にして、実際に試し、
子供の反応を見ながら決めていきました。
実験をあらかた決めた後は、ストーリー作り。
今回は私が担当させてもらいました。
昨年、先輩隊員が作ったものが非常に素晴らしいものだったため、
頭をひねり、ひねり…
ひねっても、すごいストーリーが出てくるわけでもなかったため、
シンプルに実験をつなげて、実際に役者さんに動いてもらって、
付け足したり、やりやすくしてもらったりしました。
今年は青少年活動隊員ともタッグを組み、サイエンスショーの前に、
日本の歌やあいさつを紹介。他の隊員の活動が見る機会にもなり、刺激をもらいました。
北部・中部公演は、チンゴンベ・エンフェニ・チテゼの3公演に参加。
チテゼ公演では、主役をこれまで演じていた先輩から引き継ぎ、初公演。
緊張しましたー。全然周りを見る余裕はありませんでした。
南部・中部公演は、体調を崩してしまい、
後半のミトゥンドゥ・カブドゥラ・ザレカ公演に参加。
公演を重ねるうちに、こう見せるといいとか動作をこうした方が伝わるのではないかと、工夫ができるようになりました。
公演後も現地で実験が再度できるようなアシストは、もうちょっとできたらよかったな。
子どもたちや現地の人との関わりや現地語の習得ももっとしたかった!!
今年も、たくさんの人たちが見に来てくれて、関わってくれてうれしかったな。
マラウイの人も、隊員も、他の国からの訪問者も、JICA職員の方々も。
そして、メンバーがそれぞれ自分のできる仕事をすることで、
楽しくキャラバンを周れたとみんな口々に行っていたことが本当に良かった。
メンバーみんなのいいところを今年もたくさん知ることができ、
協力隊員っていいなと改めて思いました。
来年にもつながるPICOになったのではないかと思います。
任期が変わらなければ、今年が最後のPICO。
「できないと思っていることでも、とりあえずやってみる。」
「自分が不得意なことは、人に頼ってみる。」
こんなことを学ぶことができました。ありがとうございました。