新人先生@赴任地:マラウイ→ベトナム→ウズベキスタン

青年海外協力隊(マラウイ)・日本語パートナーズ(ベトナム)・青年海外協力隊(短期ウズベキスタン)の体験をつづる石川里佳子のブログ

泥棒に入られました…。

本当は、現在他の隊員と協力して巡業している

サイエンスショーに関する記事を書きたいところでしたが、

思わぬ所で事件が発生し、今回はそのことをありのままに書こうと思います。

 

2013年7月22日、白昼堂々、我が家に泥棒が入りました。

23日の今日、その被害を見に、調整員の方と警備担当の方と一緒に自宅に戻りました。

 

というのも、サイエンスショー巡業で私はマラウイ北部にいたため自宅にはいませんでした。

PCやお金、銀行のカード等も持ち出していたため、

(もともと大した持ち物もなかったけども。)

大きな被害もなく、命にも別状はなかったのが、不幸中の幸い。

生徒の期末テスト(採点がまだ終わってない)もそのままの形で残っていてよかったー。

 

被害に遭ったものは、

  • 自転車(JICAから貸与のもの)
  • 電気クッカー(前任者から引き継いだもの)
  • ベッドのマットレス(友人が以前置いていったもの)

と、大きいものばかり。

よくもまあ他の人に見つからなかったもんだよなぁ…。

 

警備員からの話によると、

夜の勤務の人は、日曜日、朝6時まで働いて異常がないことを確認し、帰宅。

昼の勤務の人は、

日曜日の昼間、教会に行くことを許可していたため、(ここが私の落ち度)

教会に行った後、夕方に勤務に来てみると、侵入された状態を発見。

私や学校の職員に連絡したとのこと。

で、各種方面に連絡がいき、今日の現場検証に至りました。

 

ここから犯行時間帯は日曜日の朝6時から昼3時ごろまでの間。

しかも、警備員がいない時間を知っている者の犯行か…。

 

また、侵入経路は、普段警備員がいるグラスフェンスの中のドア。

ドア手前の鉄格子もこんな風にがっつり壊されていました。

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(こんな壊し方したら、近所の誰かが気づいてもおかしくない気がするんだけど…

人が日曜日に教会に行っている時間を利用しているとしか…)

 

寝室の窓ガラスも割られ。(窓枠が頑丈だったらしく、侵入はされませんでした。)

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警備員、学校の校長、副校長、警察、JICAの職員とともに現場検証。

その後、警察に行き被害証明書のようなものを書いてもらいました。

(同日、近くの地域で同じような被害に遭った人にも遭遇。計画的犯行?)

 

現在、近くのロッジでこの記事を書いています。

明日は、家の荷物をまとめ、とりあえず首都に引き上げる予定です。

(家はドアやら鉄格子やらを直したり追加したりするようです。)

 

家に泥棒が入ったという事実よりも、

泥棒になってしまった人の心や、犯行をせざるを得なかった状況(貧困等)があるという現実を考えると、すごくすごく悲しくなります。

 

まだ、時間が経っていないせいか、「これも経験のひとつだ!」と割り切れていない自分がいます。

サイエンスショー頑張ろう!と気持ちが入っていたところだったために余計、衝撃が大きいです。

前任者が帰国前(昨年5月)に泥棒被害に遭って以来、2回目の被害というのが、今後生活する上でちょっと怖いところ。

 

人間が安心して活動的に生きていくためには、

「安全」が最低限かつものすごく大事な要素であることを実感した1日でした。

 

早く安心して活動したい。

人に不信感を持ったまま接したくない。

マラウイを嫌いになりたくない。

 

現在赴任中の協力隊のみなさんも、日本にいるみなさんも、

十分身の回りには注意して毎日を過ごしてくださいね!

 

<おまけ>

こんな時も、広い空とシレ川は元気をくれます。

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今日はねこやヤギや月にも元気もらいました。