新人先生@赴任地:マラウイ→ベトナム→ウズベキスタン

青年海外協力隊(マラウイ)・日本語パートナーズ(ベトナム)・青年海外協力隊(短期ウズベキスタン)の体験をつづる石川里佳子のブログ

クラスターINSET(教員研修会)の開催が無事行われました!

11月24日(土)に配属先の学校で、

学区内の理数科教員が集まっての教員研修会、

クラスターINSET(In-Service Education and Training)が開かれました。

 

理数科教師隊員は学校の授業だけでなく、理数科教育向上のために

このような教員研修会に協力することも期待されています。

 

この研修会はの主体は、マラウイの先生方。

そのため計画から当日の進行まで、できるだけマラウイの先生方にやってもらうことが大事な要素。

今回私はほぼ研修会の参加者でした。

(先輩隊員は計画からいろいろと円滑に進むように協力されていて、勉強になりましたm(_ _)m)

 

プログラム内容は、

1.数学、生物、物理化学の教科ごとに分かれての研修

2.レッスンプランについて

3.実験器具のシェア計画

でした。

 

1の教科ごとに分かれての研修では数学に参加。

テーマは「Directed numbers」(正負の数)

ファシリテーターが進行する中、各先生が意見を述べ合う形で進められて行きました。

私はこんな教え方をしてるよ!とかこういう問題はどう教えてる?

とやり取りが中心に、教え方が共有されていました。

f:id:dohmotorikako:20121124165125j:plain

私もちょうど先週教えた内容で、教えるのに悩まされたところだったので、

各先生の意見を聞くのは参考になりました。

(次回は、自分の意見を言えるようにしたい…!!)

 

ただ画期的な教え方が共有されたかという点では疑問が残るところ。

アイディアを共有するのも大事だけど、

効果のある指導事例を共有するのもいいんじゃないかな、と思いました。

 

ちなみに

物理化学のテーマは「Preparation of solutions in lab」

生物のテーマは「Evolution」

でした。

 

2のレッスンプランについてはベテランの先生からご指導をいただきました。

(こちらは次のプログラムの準備等であまりちゃんと聞けませんでした)

 

3の実験器具のシェア計画については、

学校によって実験器具の保有する状況が違う中、

学校の予算状況として実験器具が十分に揃えられないことも多く、

学区内の他の学校と実験器具を共有して、借りられるようにしよう!

というもの。

こちらは、我々協力隊員が中心に行なって進めようとしています。

 

JICAから寄付された実験器具があり、その器具の一部を見せたところ、

興味を持ってくれた先生方もいたので、スタートとしては好調なのでは。

これを回るようにするためにも、今後頑張っていこうと思います。

 

ちなみにこれが学校のlab(理科実験室)です。

f:id:dohmotorikako:20121124162302j:plain

(写真じゃわかりませんが、蛍光灯が半分もないことや、水道のところにゴミが多いのが気になります…。)

 

さ、来学期もこの研修会が行われるように協力するぞ!